コーヒー音痴なスタバ愛好家って、実はカフェイン中毒という事実
ほぼ毎日のように行っているスターバックス。
数種類持っているご当地タンブラーで、お決まりのドリップをいただく。
サイズはトール。
昔からコーヒーは好きだったけれど、
こんなにおなじコーヒーにハマッたのは生まれて初めて。
スタバといえば・・・
こんなご時勢にも関わらず、足元の業績は絶好調で、
平成26年3月期第2四半期累計期間は、売上高63,673百万円(前年同期比10.3 %増)、
営業利益7,375百万円(同28.6%増)、経常利益7,426百万円(同27.4%増)と、
前年を大幅に超過し、上半期として開示項目全てにおいて過去最高を更新しました。
売上高につきましては、夏場のフラペチーノRなど季節限定ドリンクの
積極的投入等により、既存店売上高は、対前年同期比106.5%を達成するとともに、
26店舗(うちライセンス3店舗)の新規出店により、前年同期比10.3%の増収と
なりました。営業利益は、原価率の低下や販売費及び一般管理費率を
改善した結果、前年同期比28.6%増となり、経常利益、四半期純利益ともに
第2四半期累計期間における最高益を更新しました。
※上記、公式サイトのプレスリリースから引用
飲食市場がどんどん縮小していく中、1000店舗を視野に入れ
着々と業績を伸ばしているのはさすがの一言につきる。
余談だが飲食業界はM&Aも活発だ。
平成22年に業界最大手のゼンショーはなか卯、大和フーヅを子会社化した。
さらに平成24年10月には、居酒屋大手のコロワイドが、
牛角や土間土間などを展開するレインズインターナショナルを子会社化した。
他にも定食屋大手のフジオフードシステムや、
大戸屋HDは店舗改装を次々と進めている。
勝ち組がいれば当然負け組みもいる訳だけど、あえて企業名は控えておこう。
さて、そんなスタバだけれど一体どんなお客さんが来ると思いますか?
私が普段、お店でいろんなお客さんを見ていると
昔よりかなり一般大衆化してきたように思う。
というのも、数年前のスタバっていうと
・お洒落な人や
・スタバにいる自分が好き
みたいな人が多かったんじゃないかって思うんですが。私だけ???
それが今だと客層の裾野が広がって、店内には作業着の人もいれば
フツーのおばちゃん、おじちゃんもいる。
もちろん学生もビジネスマンもいるけれど。
そう、スタバは多くの大衆層にリーチしながら売上を伸ばしてきたんだ。
では、なぜ多くの層に広がっていったのか。
・フラペチーノなどの商品戦略
・スタッフの教育レベルの徹底
などの要素は、もちろんあるとは思う。
あとお店の雰囲気とか。
でも、お店の設備をよく見るとそれほど高級ではないし、
愛想がいい店員に会いに行くためだけにお店を選ぶ人は少ないはず。
じゃあなぜか。
私はスタバの集客の秘密はコーヒーのカフェインの量にあると思う。
あなたはスタバのカフェインの濃度を知っているだろうか。
以下の数値を見て欲しい
マクドナルド→9.1mg
シアトルズ・ベスト→10.4mg
ビッグバイ・コーヒー→12.5mg
ダンキン・ドーナツ→12.7mg
ダッチ・ブラザーズ・コーヒー→12.8mg
カリブー・コーヒー→15mg
ピーツ・ブリュード・コーヒー→16.7mg
スターバックス→20.6mg
スタバのコーヒーのカフェインの濃度は実にマックの2倍強ある。
だからスタバのコーヒーに慣れてくると、
他のコーヒーを飲んだときにしゃびしゃびに感じてしまう。
※しゃびしゃびって水っぽいってことです・・・スイマセン。。
つまりパンチが無いってこと。
マックのコーヒーでさえ飲めないのだから、
コンビニのコーヒーなんて我慢して飲むような感じになる。
個人的にはセブンのコーヒーの味は頑張っているほうだけど、
やっぱりスタバと比較するとパンチが無い。
コンビニ自体、もっとマス層を相手にしているだろうから
コンセプトはちがうのだろうけど。
ということで、
「スタバのコーヒーって美味しいよね~」
とか、
「お店の雰囲気が好きなんだよな~」
とか言っているあなた。
いつのまにかカフェイン中毒になっているかもしれませんよ。
そんなこと言っている私もしっかり依存しているのでご安心ください。
というか、今、スタバだし(笑)