レモンの皮に含まれるエリオシトリンの含有量はグレープフルーツの皮の140倍
レモンやライムの皮に多く含まれるエリオシトリン。おなじ柑橘系でもオレンジやグレープフルーツにはほとんど含まれていません。
先日、三重大学の教授から「エリオシトリンには肥満や心筋梗塞の原因となる血液中の中性脂肪の増加を抑える効果がある」との発表がありました。そんなエリオシトリンですがレモンやライムの他にも含んでいる食材があります。
こちらは100mlの皮に含まれている目安ですが、
レモン 280mg
ライム 94.0mg
温州みかん 9.1mg
ゆず 4.3mg
いよかん 4.2mg
グレープフルーツ 2.1mg
となっています。ご参考までに。
こうして比較してみるとレモンの皮に含まれる量が圧倒的に多く、続いてライムとなって、いよかんやグレープフルーツなどにも若干含まれているんですが。
となると、エリオシトリンの摂取にはやっぱりレモンの皮がもっとも効率的ってことになります。さらに効率的に摂ろうと思うとサプリメントが欲しいところですが、エリオシトリンがベースとなったサプリメントは今のところありません。検索するとキーワードは一応あるんですが、エリオシトリン サプリメントで検索させておいて別のサプリメントを紹介してました。
なのでレモンの皮からエリオシトリンを手軽に好きなだけ摂ろうと思ったら、ちょっくら調理するかってことになるんですが。料理はあまりしたことがない、時間もあまりないという人ならレモンピールあたりが簡単でいいですよ。好きな量だけ作っておけばいいですし甘酸っぱいので子供にもけっこう評判がいいです。
エリオシトリンを摂るためにレモンの皮を食べたら、せっかくなんで実も食べるようにしましょうね。実にはビタミンCやクエン酸がたっぷり含まれていますから。美肌効果や疲労回復、風邪の予防などに役立ちます。「疲れたなぁ」って感じるときは一度レモンのフレッシュジュースをガッツリ飲んでみてください。冷えすぎたのはダメですよ。
今日の一言
レモンの皮のレシピで男性におススメなのはハチミツ漬けですかね。簡単だけどちょっと手間がかかる感じです。水・木曜日あたりから週末にかけて楽しんでみてはいかがでしょうか。