サバ缶ダイエットで中性脂肪の増加を抑制、アスタキサンチンの働きでメタボ体質を改善しよう
サバ缶ダイエットが有名になったきっかけは山形県村山市から。村山市の人達の特徴はスリムな体型です。そして市民の大半の人達が週に2回以上サバ缶を食べています。
サバ缶には不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。不飽和脂肪酸といえばエネルギーの源。中性脂肪やコレステロールの量を適正にコントロールしてくれる働きがあります。
以前、たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学で特集がありましたね。番組では肥満治療の第一人者、小田原雅人 東京医科大学 主任教授が出演されていました。
小田原雅人教授の専門は糖尿病や高脂血症などの代謝異常。生活習慣病を総合的に管理して合併症を予防しようというお考えの方です。
たけしの番組では「痩せる努力をしなくても痩せられる物質が存在する」というキャッチコピーでサバ缶が紹介されました。その時にマルハのサバ缶が映ったことで、翌日から数日間、全国のスーパーでサバ缶の売切れ状態が続いたんですよ。みなさんどれほど楽して痩せたいんでしょうか(笑)
サバ缶ダイエットとアスタキサンチン
サバ缶というと忘れてはならないのがアスタキサンチンの存在です。アスタキサンチンは強い抗酸化力を持つ天然色素。動脈硬化や眼精疲労、筋肉疲労の軽減に効果があると言われています。他にもダイエッターには嬉しいメタボ予防効果も見込むことができます。
サバ缶ダイエットの効果
アスタキサンチンのダイエット効果は皮下脂肪を減らしてくれる点。通常だと身体は糖分を先にエネルギーとして使うのですが、アスタキサンチンは糖分より脂肪分を優先して使う働きがあります。
この働きは特に食事制限ダイエットなどで代謝が落ちている人に有効です。食事制限により代謝が悪くなると脂肪燃焼力が低下するからです。するとダイエット効果も低下します。こんなときにアスタキサンチンを摂れば代謝を向上させ脂肪を燃えやすくすることができます。
アスタキサンチンは他にも筋細胞内の脂質を分解する時に、必要なたんぱく質の働きを促進してくれます。この働きは運動中の脂質利用を高め、メタボリックシンドロームの予防や改善に役立ちます。
運動中の脂質利用というと元スピードスケート選手の清水宏保さんも、遠征中の栄養食としてサバ缶をよく食べていましたね。
サバ缶ダイエットレシピの注意点
皮下脂肪を減らしてくれたりメタボも予防してくれたり、さまざまな効果があるサバ缶ですが、食べ方に気を付けないと逆効果に。たとえばピザやパスタなどといったカロリーが高めのメニューのトッピングとして使って、結局想像以上にカロリーを摂ってしまったら・・・
おススメレシピはサクッと作りたいならサラダですね。あと明石家さんちゃんねるで紹介されたあんかけも美味しかったです。
今日の一言
サバ缶ダイエットで一躍有名になった山形県ですが、サバの捕獲量が全国で一番多いのは茨城県なんですよね。続いて長崎、静岡。肝心の山形県はというと滋賀県に続いてワースト2(笑)