スタバに恋した男が綴る、けっこうマジなダイエット情報

妻の罵詈雑言のおかげでダイエットに成功しました(笑)体験談や話題のダイエット法をまとめてます。

ダイエット中の停滞期が始まる時期と期間のメカニズムを知って成功率を高めよう

 

ダイエットを始めると必ず経験する停滞期。ここさえ乗り切れば夢の目標数値まで届くんだけど、想像以上に長く感じるから断念する人が多いのも事実。

 

ダイエット中の停滞期の仕組み

 

停滞期のメカニズムは人間に備わっている機能によるものです。その機能の名はホメオスタシス機能。ホメオスタシス機能って聞いたことありますか?この機能には、人間が生きるために必要な体温や血糖値の調節を行ってくれる働きがあります。

 

そしてその働きは外部環境の変化にも対応してくれます。つまり機械に例えるとサーモスタットのようなもの。

 

実はこのホメオスタシス機能、想像以上に大切な機能なんです。たとえばある日、緊急事態になって食事さえままならない状況になったとしましょう。そんな時は通常以上に体重が減少するもの。するとホメオスタシス機能が作用し始めます。

 

ホメオスタシス機能はこのような緊急時に、食事からのエネルギー吸収率を高めるのと同時に、基礎代謝量や消費エネルギーを抑えてくれるんです。この働きにより必要以上に体重が減らなくなるというわけです。

 

そしてこのホメオスタシス機能のメカニズムこそが、ダイエットの停滞期とおなじなんです。ダイエットが順調に進んでいれば、そのままグングン体重を減らしたいところ。でも身体は緊急事態だと判断するので体重の減少に一時、歯止めがかかります。

 

ダイエット中に停滞期になる時期と期間

 

ダイエットを始めてから停滞期になる時期ですが、開始時の体重から5%前後減少した時期がもっとも多いようです。そしてその状態は1~2ヶ月続きます。

 

そうやって言われると納得できませんか。60kgの人が57kgになった。「よ~し、メチャメチャ順調!この調子で55kgまで一直線だ!」と、思ったら57kgからなかなか減らない。おかしい、今までとおなじ食生活と運動をしているのに。

 

そして2週間が過ぎ1ヶ月が過ぎ、あまりに体重が減らないから少しずつモチベーションは低下。あとはこのまま続けても減らないんじゃないかという不安。かといって体重が増えるわけでもないので、ちょっと油断。

 

こうなるともう完全リバウンドモード。運動は、「今日は雨だからやめておこう」食事は「今日だけなら夜中に軽食程度食べても大丈夫」もう自分を許す許す。そしていつのまにか元の体重に・・・。本当はそこからが痩せモードなのに(笑)

 

ダイエット中の停滞期の対策

 

停滞期中の対策ですが、これはもう継続しかありません。絶対にあきらめちゃダメ。大事なのは目標を変えること。身体はホメオスタシス機能が働いている状態なので、目標は体重を減らすことではなく維持にしましょう。

 

あとは考え方です。まず体重を落とせている時点でダイエットは順調にきています。ここには自信を持ちましょう。順調にきているからこそ停滞期が訪れたのです。だってそのまま減り続けたら最後はなくなっちゃいますよね。

 

だからとにかく自分を信じて今までどおりのダイエット生活を送ること。体重停滞期間中は逆に体重を量る頻度を減らしてもいいでしょう。あまり短いスパンでの体重の増減なんか気にしないことです。

 

だって体重がちょっと増えた減ったなんてことが気になって、それがストレスになってリバウンドしたら、それまでの努力が水の泡ですから。もったいなさすぎです。と、過去の私に言ってあげたい。